SSブログ

1/28(木)製作発表レポート [『クロノス・ジョウンターの伝説』]

製作部の持田です。

1/28(木)に行われた、
演劇集団キャラメルボックス
『クロノス・ジョウンターの伝説』製作発表の模様をご紹介します。


↓↓ストーリー、役名等ネタバレを含みますのでご注意下さい↓↓


製作発表の出席者は成井豊、梶尾真治、西川浩幸、岡田達也(敬称略)

熊本から梶尾真治先生をお迎えして、
クロノス・シリーズについて、たくさんのお話しをお伺いすることができました。

0128_1.jpg

演出■成井豊
クロノス・シリーズとの出会いは、本屋でたまたま手に取ったが一読して感動し、翌日、本屋で10冊買い占めて、これを舞台でやるからと劇団員に読ませた。もともと、タイムトラベル物が好きだったが、タイムトラベル物でラブストーリーというの作品は、あるようであまりなかった。クロノス・シリーズはまさにそれ。自分にとって完璧な物語。

原作■梶尾真治
キャラメルボックスから『クロノス』を舞台化したいと言われた時、タイムトラベルというのは非常に非現実的な現象なので、それを舞台で出来るのだろうかと思ったが、実際に舞台を見て、ここまで演劇の力というのがあるのかと驚いた。その後、「クロノス・シリーズ」を舞台化していただいたが、いずれも完璧に成井流の咀嚼をしてもらい、しかも自分の考えていた世界となんの齟齬もない演出で素晴らしい限り。

0128_2.jpg

野方耕市役■西川浩幸
小説「クロノス・シリーズ」ファンの人達の思い、また今回でシリーズは最後でもあるので、これまでこの作品の舞台に関わってきた人達の思いも背負って、精一杯、この役を演じたい。

0128_3.jpg

青木比呂志役■岡田達也
クロノス・シリーズのもっとも魅力的なところは、タイムマシンが不完全であるところだと思う。特に『ミス・ダンデライオン』では物語の最後にその不完全さが大きく影響してくる。このクロノス・シリーズで、『ミス・ダンデライオン』は唯一、再演をされる演目なのでその意味を噛みしめながら演じたいと思っている。

0128_4.jpg

■梶尾真治
キャラメルボックスの舞台には、みんなが最後にハッピーになれる劇をやってくれるイメージがある。自分が書き続けてきた作品には、必ず安心して最後を迎えられるハッピーエンドを作る、という創作のモットーがある。今、世の中を見回した時に、みんなが落ち込んで暗くなってしまうような世の中にあって、キャラメルボックスという存在はより大事になるのではと思う。

■成井豊
演劇の世界では、シリーズ物というのはあまり無いが、キャラメルボックスでは5年間、クロノス・シリーズをやり続けてきた。今回はこのシリーズの総決算として最高の物を作りたいと思う。

■岡田達也
今回はハーフタイムシアターという、1作品60分の短い作品なので、その短い中でも、梶尾先生の作品の魅力をお伝えしたい。また、演劇は敷居が高いと思っている方に、是非、気軽に観に来ていただきたい。

0128_5.jpg

製作発表の模様はネット、雑誌でも紹介されました。
今後も新聞、テレビで紹介される予定があるので、こちらのブログで情報をチェックしてくださいね。
http://caramelbox-new.blog.so-net.ne.jp/post_information


2010-02-03 21:19  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 

Facebook コメント



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。